10月2022
【糖尿病ブログ】屋外でのトラブル対策について
2022.10.19
涼しい秋風に高く澄んだ空。大きく深呼吸したくなるような、気持ちの良い季節になりました。
旅行やアウトドアにと、戸外での活動も楽しみやすくなりましたね。
せっかくのイベントを楽しめるようアクシデントにも備えておきたいもの。
今回は、旅行やアウトドアで、
火傷をした時やハチに刺された時の応急処置についてご紹介したいと思います。
●まずは幹部を流水で15~30分ほど冷やしてください。
●水で冷やしたタオルや保冷剤、氷を包んだタオルで冷やすのでも大丈夫です。
注意するポイント
・氷や保冷剤などで直接冷やさない!
・長時間冷やさない
・衣類の上からのやけどの場合は、衣類の上から冷やす
・傷に直接流水をかけずに傷よりも上の方から冷やしましょう。
日本でよく見かけるのは、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチですが、スズメバチは9月・10月にピークを迎えます。
・食材を外に置くのも危険
食材を野ざらしにしておくと、食材を問わず寄ってきます。
・足元に注意!
オオスズメバチは落ち葉の下に巣があることも。万一踏み抜いてしまったら、走って逃げましょう。置き去りにするまで走り抜けて。
・黒いものに寄ってくる?
黒髪に限らず洋服・カメラや靴なども危険です。 白い服装などしっかりと対策を!
万一刺されてしまったら
一刻も早く医師の手当てを受けましょう。どのハチに刺されても15分以内に腫れあがり、熱をもってかゆくなります。刺された直後は元気でも、1時間くらい経ってから、吐き気や腹痛、蕁麻疹、息苦しさなどの全身症状が出る場合があるので、しばらくは安静にして様子をみましょう。
アナフィラキシーショック
ハチに刺されると、強いアレルギー反応を起こすことがあります。30分以内にショック状態になり命の危険があります。次の症状が起きたら、すぐに救急車を呼びましょう。
・全身に蕁麻疹が出る
・呼吸が苦しい
・吐き気、腹痛
・めまい、動悸
・意識がぼんやりしている、錯乱している
バーベキューに行くときは万が一に備えて、保険証や必要最低限の応急処置ができるものを準備しておきましょう。
次回の糖尿病教室は『年末年始の食事』です。
日程/11月7日(月曜日)9時~
場所/天満病院 待合室
料金/参加無料
糖尿病の方、糖尿病に関心のある方などどなたでも参加可能です。
※コロナウイルス感染状況によっては中止となる可能性もありますので、職員までお問い合わせください。