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糖尿病ブログ更新!~【栄養】~糖尿病患者さんとアルコール

2021.06.01

糖尿病患者さんとアルコール

アルコールはアルコールそのもの作用やアルコールの代謝に伴って血糖値に影響を与えます。

多量飲酒は糖尿病発病の危険性を高め、特に肝障害や膵障害が加わるとコントロールが難しい糖尿病になるため、糖尿病患者さんは多量飲酒を避けましょう。

飲酒が食事療法の乱れの原因やインスリンや経口血糖降下剤使用中では低血糖の誘因にもなることが多く、このような場合はできるだけ飲酒は避けた方がよいとされています。

 

食事療法や運動療法で血糖コントロールが良好で合併症がないなどの場合には、主治医に確認して、適度な飲酒(男性で純エタノール換算1日20g以下・女性でその半量以下)はしても良いとされています。

 

インスリン注射や経口血糖降下剤などでの薬物治療中には、低血糖を来たしやすいので、食事をとらずに飲酒することは厳禁です。酒肴なら低脂肪で高たんぱく質なもの(豆腐・枝豆・イワシ・鶏肉など)がお勧めです。

 

★ 純エタノール換算 20gのお酒とは?(女性はこの半分以下が目安です)

・ビール(5%)なら.................................... ロング1本(500ml)

・日本酒なら................................................ 1合(180ml)

・ウイスキーダブルなら.......................... 1杯(60ml)

・焼酎(25度) なら.................................. グラス1/2杯(100ml)

・ワインなら.................................................. グラス1杯半(180ml)

・チューハイ(7%)なら............................ 1本(350ml)

 

(参照)

e-ヘルスネット 厚生労働省

アルコールと糖尿病

サントリー お酒との正しいつきあい方を考えよう。https://www.suntory.co.jp/arp/proper_quantitiy/

 

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