学生の時にいろいろな施設や病院に実習に行きましたが、その中でも阿南名月苑が他事業所と比べて、リハビリに対しておもしろさを感じたのが一番の理由です。機能が向上していくことが目に見えてわかり、利用者様と共有できることが素直に楽しいなと感じました。また、筋力などの機能的な部分が中々回復しなくても、できることを増やしていけるということに興味を持ちました。

壁にぶち当たりまくりでした（笑）残存機能を活かしてできることを増やしていくことに興味を持っていましたが、やはり限られたものがあったり、機能的な部分だけでなく環境や体調のことも関わってくるので上手くいかないこともありました。できてきたかなと思ったら体調を崩される方もいて、浮き沈みがあるので難しいなと思います。学校で習った教科書通りにはいかないということがわかりましたし、奥が深くて学ぶことが多いです。

何が起こるかわからないので常に危機感を持っています。例えば急に転ぶかもしれない、体調が急変するかもしれないなど、「かもしれない」を考えて動いています。もし何かあった時に一番困るのは利用者様ですし、お身体を預かっている身としてそこは絶対に気をつけないといけないと思っています。

利用者様から「ありがとう」という言葉から「これができるようになった」とか「あなたのおかげ」と思いがけない言葉をもらえた時は、この仕事をしていて良かったなと思います。ありがとうと言ってもらえたけれど、もっとできることがあったんじゃないかと後から考えることもありますが、そう思えることでまた成長できます。利用者様からの感謝の言葉に育てていただいています。

資格を取得したり、関わっている利用者様に直接還元できることをするのが一つの小さな目標です。特に糖尿病の方に関わることが多いので、糖尿病療養指導士の資格を取れたらなと思います。そのために頑張って勉強していきたいです。