天満病院グループ・医療法人うずしお会が運営する岩朝病院の職員5名が里浦小学校を訪問し、「手洗い指導」出張授業をおこないました。
日時:2025年12月2日 9:35~10:20
主催:医療法人うずしお会 岩朝病院 (鳴門市撫養町立岩元地280)
〈第1回〉岩朝病院 手洗い指導 in 里浦小学校
「手洗い指導」は岩朝病院の理学療法士が発案したアイデアで、地域の方々と関わりながら社会貢献をしたいという思いから生まれました。
幼少期から正しい手洗いを身に着けて、集団生活の中でも感染症にかからない環境を作って欲しいと考えていたところ、縁あって里浦小学校の1年生18名を対象に、授業の一環で「手洗い指導」をおこなえることになりました。
当日は岩朝病院の看護師4名と理学療法士1名が講師として登壇しました。

今回は菌に見立てた専用ジェルを使用しました。このジェルは普段は無色透明ですが、ブラックライトを当てると紫色に発光する特殊な仕様になっています。
まずはこのジェルを手に塗ってもらい、普段の手洗いをしてもらいました。

普段の手洗いをしてもらった後に再度ブラックライトで確認すると、洗い残しがある児童も多く、驚きの声が上がりました。

看護師たちが病院で実際に使用している手洗い方法を見学する時間には、真剣なまなざしで説明を聞くだけでなく、質問が飛び交うシーンもありました。

不十分な手洗いで生活をすると、さまざまな場所に菌が広がってしまいます。
菌が広がると風邪やインフルエンザにかかってしまう、その怖さや広がり方を分かりやすく伝えるために、講師陣による寸劇もおこなわれました。
寸劇を見たあとに教室内にどれだけ菌が付着しているかをみんなで確認!
黒板消しや机など、想像よりもたくさんの場所にジェルが付着していることに驚いており、手洗いの大切さを再認識している様子でした。

授業の終了時には、児童から「分かりやすかった」「楽しかった」など嬉しい感想をいただき、手洗いの大切さを理解してもらういいきっかけ作りができたと実感しました。
「手洗い指導」は、今後もさまざまな場所で実施していく予定です。
ご協力いただきました里浦小学校の皆様、本当にありがとうございました!
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今回の取り組みを、鳴門市役所広報誌〇月号「まちのできごと」、リビング鳴門1月号「ナルトのハコ」に掲載いただきました。ぜひ合わせてご覧ください。